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Travel 4. 食×伝統工芸

北陸唯一のウィスキー蒸留所・若きブレンダーと伝統産業の挑戦

日時2021年1月22日(金)19:00~21:00
中継会場若鶴酒造 三郎丸蒸留所(富山県砺波市)
旅の案内人稲垣貴彦(若鶴酒造/ウィスキーブレンダー)
老子祥平(老子製作所)
募集人数20名
参加費・参加方法3,000円・Zoomを使ったオンラインイベントになりますので、端末とネット環境をご用意ください。
締め切り2021年1月15日(金)12:00   *先着順
旅のお土産富山のおつまみ3種(スモーク幻魚・富山ビーフジャーキー・白えびスモークウィスキーバジル)+クラフトハイボール3缶(HARRY CRANES by三郎丸蒸留所)
*オンライン・トラベル当日までにご指定の場所へお届けします。

若きウィスキーブレンダーと伝統産業・高岡銅器が挑んだ世界初の鋳造製
ウィスキー蒸留器。クラフトハイボールを飲みながらその制作秘話を聞く、蒸留所オンラインツアー。

「名水100選」に全国最多の8箇所が選ばれている名水の宝庫・富山県。立山連峰をはじめとする北アルプスの3,000メートル級の山々から水深1,000メートルを超える富山湾までの距離がわずか数10kmという、富山の特別な地形がもたらす恵みです。


「良酒は良水から生まれる」と言われるように、日本酒造りが盛んな富山県ですが、「三郎丸蒸留所」はその名水を仕込み水としてウィスキーを造る、北陸唯一の蒸留所です。手がけているのは、文久2年(1862年)創業の老舗・若鶴酒造。冬に日本酒を仕込み、夏にウイスキーを蒸留するという珍しいスタイルを1952年から続けています。

その「三郎丸蒸留所」が、梵鐘造りの名匠である老子(おいご)製作所との協働で、世界で初めて鋳造製のポットスチル(蒸留器)「ZEMON(ゼモン)」の開発に成功し、世界的な注目を集めています。型を使う鋳物工法により、従来のポットスチルに比べ短期間製造かつ長寿命を実現。さらには、銅と錫の合金がまろやか酒質のウィスキーを生み出します。

このユニークかつ壮大なアイデアを実現させたのは、若きウィスキーブレンダーの熱い想いと高岡銅器の匠の技。今回の「オンラインとやまトラベル」では、三郎丸蒸留所をリアルタイムで見学しながら、両者のコラボレーション実現のいきさつや秘話などをうかがいます。

「旅のお土産」は、三郎丸蒸留所の樽材を燻製チップの材料とし、地域の食産業と連携して開発したウィスキーに合うおつまみ3種と、スモーキーな味わいがハイボールの常識を覆す「クラフト・ハイボール」をご用意。富山発のジャパニーズ・ウィスキーの魅力を人・技・食、様々な角度からぜひ味わって下さい。

三郎丸蒸留所では、地元の異業種とのコラボレーションによるおつまみの開発に加え、井波彫刻の木工技術で富山県産のミズナラ材を使った樽づくりに取り組んだり、酒粕や麦芽粕を酪農家と活用したりと、地域産業との連携により新しい価値を創り出しています。

案内人紹介

稲垣貴彦Takahiko Inagaki (写真左)
若鶴酒造株式会社 取締役/三郎丸蒸留所ブレンダー&マネージャー/世界初鋳造ポットスチルZEMON発明者(特許第6721917号)
1987年生。富山県出身。大阪大学経済学部経済経営学科卒業後、東京にて外資系IT企業に就職。2015年 実家富山に戻り、曾祖父稲垣小太郎が1952年に始めたウイスキー造りを引き継ぐ。2017年 クラウドファンディングにより三郎丸蒸留所を改修し産業観光施設としてオープン。2019年 伝統工芸高岡銅器の技術を活用した世界初の鋳造製ポットスチル「ZEMON」を発明。「ZEMON」は中小企業新技術新製品賞、素形材産業技術賞経済産業大臣賞等を受賞しており、新しいウイスキーの可能性として世界的な注目を集めている。富山からウイスキーの魅力を広めるため日々活動中。
老子祥平Shohei Oigo (写真右)
1976年生まれ。富山県高岡市出身。
老子家は江戸時代に加賀藩の前田利長によって高岡に招聘された7人の鋳物師喜多彦左衛門の一番弟子であり代々鋳物業を営んできた家系。曾祖父の7代目老子次右衛門は戦争の供出により梵鐘を失った全国の寺院の梵鐘の製造に尽力、黄綬褒章受章を受けている。幼いころから鋳物師としての薫陶を受け、卒業後は県内鋳物企業にて銑鉄鋳物を学び、実家である株式会社老子製作所に入社。梵鐘等の美術鋳物の他に船舶用の工業鋳物も制作しながら鋳造技術の向上に研鑽する。国内最大の梵鐘の製作や、台湾の寺院に超大型梵鐘を納めるなど大型鋳物に関して全国でも有数の経験をもつ。
伝統工芸を生業としながらも新技術、新分野にも積極的であり若鶴酒造、富山県産業技術研究開発センターと共同で鋳物製ウイスキー蒸留器の開発に着手、鋳造のスペシャリストとして製造の中核を担いプロジェクトを成功に導いた。2020年代表取締役社長に就任。
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